2011年4月24日日曜日

子供の成長から親子を考える

親は尊敬されるべき存在

「子育て」という単語を、20代を超えたあたりから多く耳にします。結婚後は尚更耳にする機会が多くなりました。同級生が結婚し、子供を産み育て、「大変よ」という言葉の裏側の充実感を感じ取りながら親とは、母とは、成長とは…と考えることも少なくありません。
子育ては戦争だと言います。
家事育児、夜泣き、食事におむつ替え。睡眠時間を返上してでもその子につきっきりでいたい。それこそが親子の絆ではないでしょうか。
親子のきずなは、ただへその緒一本でつながっていたとか、遺伝子が引き継がれているとか、そんな単純な科学で片付けられる話ではないのです。

さて、昨今若い夫婦による子殺しや逆に親殺しといった神にも背く行為が大変多くメディアから伝わってきます。見るたびにいつも気持は荒み、心の奥底に重りを抱えたような気分になります。
「うちは大丈夫」そんな風に思っていると、ある日突然現実が間近に迫っている事もあるのだろうかと陰鬱と考えてしまいます。
昔から、親は尊敬されるべき存在で、一種近寄りがたい部分さえも持っていたと私は記憶しています。(我が家の場合は母でしたが、本来は父でしょうか。)ご両親の力強さでぐいぐい引っ張ってもらって、子供は脱線しかかる度に怒られて方向修正を行うものです。

しかし「友達親子」というふざけた言語がまかり通るだけあって、親子の境界線というか、かつて感じた親の威厳というものが無くなってしまったのではないかと感じるときがあります。
子供はいつから親を友達の様にみなし、接し、同じラインで会話をするようになったのでしょうか。嘆かわしい限りです。本来子供は親を見て育ちます。
親が生きてきた時代と、親が学んだ常識、親が感じた世の中の正論を子供は受け継ぐものだと私は個人的に思っています。

しかし、結婚年齢の若年化や出産年齢の低年齢化が進むにつれ、「子供が子供を産む」という嘆かわしい状況が増えているように思います。
教わらなければならない子供が先に親になってしまう。
責任のとれない間に親になってしまう。世間の危険性を如実に表しているようです。
自己責任能力も、常識能力も備わってない子供が親になって、子供に何が教えられるというのでしょうか。私は不思議でたまりません。

Pickup!:「子供が子供を産む」という嘆かわしい状況

子供の成長を促進させる秘密の方法



子育てをうまくできていますか?

今回は、そんな子供が成長していく過程で親が本来しなければならないこと、子供側が学びとるべきことを相対的に考えることで、親子の根本的なあり方を考えていきたいと思います。
唐突ですが質問です。
あなたの身の回りに、若年出産をした人はどれぐらいいらっしゃいますか?その人たちは子育てをうまくできていますか?身長を伸ばすのですか?背を伸ばすのですか?ストレスにさいなまれていませんか?子供がいなければいいと、一度でも口に出した方はいませんか? 低身長ではありませんか?

きっと少なからずはいらっしゃるでしょう。もしかしたら妊娠・出産を理由に体よく結婚にこじつけたという人もいるかもしれません。
しかし、絶対にストレスのたまらない、絶対に睡眠不足にならない子育てなんてあり得ないのです。私が根本的に伝えたいことは、そんな本来の子育て観念との上手な付き合い方ではありません。
結果的にそうなったとしても、そんな事を話したいのではないのです。

私が最もここで感じ取っていただきたいことは、出産して子供が生まれるように、親もそこからがスタートなのです。根本的な感情問題も親子の関係の中には含まれています。
それでも同じスタートを切ったのであれば、共に成長の道を歩みたいと、私ならば考えるでしょう。
親は子のため、子は親の為と言います。これを機会にご自分の親子関係を同じ時間を生きていきながら共に成長は出来ているのかという事をゆっくりと見直していただく事が出来ると、これほどうれしい事はありません。

Pickup!:親は子のため、子は親の為

子供の成長を促進させる秘密の方法





0 件のコメント:

コメントを投稿